Life Without A Prescription - 処方箋無しの人生

ジュネーブでの最初の日


とうとう、長い空の旅も終わりに近づき、無事にジュネーブ空港に着陸しました。

さあ、ここからがどきどき。

いつも、米国入国審査で長い列に並び、みすみす乗り継ぎを逃しかけたり、入国審査官の厳しい目で穴があくほど見つめらる思いが徹底して嫌いな僕。ここでも同じなのかな?と、もう心臓バクバク。

しかも、

今回は犬が。。。



話によると『短い時間しか隔離されない』と。本当だと良いんですがそれでも心配。

まずは、入国審査。今回はビジネスクラスで飛んだので列が出来て無く、あっという間に僕の番。
手招く係の人に歩み寄って、満面の笑みで、"Bonjour!" パスポートを渡しました。

係の人がパスポートをめくってる間、僕は『あー、何を聞かれるんだろう、なんて答えよう、いれてくれなかったらどうしよーー!』と心の中で大騒ぎ。

そして、ついに審査員が顔をパスポートから出して言いました、

"Merci."

え、

えっ

ええええええええええええっ

それだけ!?!? もちろん問いませんでしたが。全て心の声です。

もう、ルンルン。しかし、長続きはしない喜び。次は犬の問題が。
何時間も、あるいは何日も隔離されたらどうしようーーー。。。

荷物を受け取る場所で少し待つと、『あっ』っと言う間にうちの荷物が。
さすがビジネスクラス。こんな贅沢には余裕で慣れられる。
(もう乗る事は無いでしょうが。)

そして、出口の手前で、「申告する物無し」と「申告する物有り」に別れるので、
深刻な思いで「申告する物有り」側へ。

必要な書類を見せると、肌の下のマイクロチップを調べる機械が登場。
ちゃんと入ってると分かると、"Ok, 行って良いですよ”と。

え、

えっ

ええええええええええええっ

またまた、こんなに簡単でいいの!?!?

ま、あっちが良いって言うならもちろん文句の「も」の字も言いませんけど。

そそくさ出口を出て、空港到着口を出ると、

後ろから"Messieurs!!"(そちらの方達)と、さっきの係の人が追いかけてくるではないでしょうか!

『しまった、逮捕される!』と思いつつ、荷物もあるので走れない、逃げられない。

"輸入税、どうやらかかるみたいなので払って頂けますか?”と、係の方。

『なーんだ、それだけか』と一息。

なんだかんだ、ようやく一時的に滞在するアパートへ到着。

タクシーを降りてアパートの外観を見ると、落書きが。
中に入ると、階段のみで僕たちの部屋は3階。
重たい荷物を持って上がってやっと部屋の中へ。

部屋自体はきれいだし、思ってたよりは広かったんですが、もうサンディエゴに後戻り出来ない事に気づいたのと外観の落書きを思い、

"わーーーーん、サンディエゴに帰りたいいいいいい"と号泣。

スティーブンが慰めてくれると、今度は、

"お前が連れて来たんだー"と責め。

可哀想なスティーブン。今だから言えるけど。

とりあえず気持ちも安定してテレビを付けると、

あれ? なんか見覚えが。。。

「名探偵コナン」だーーーー!!!!!

僕の好きな番組がこんな所で見れるなんて。しかも、ちゃんとフランス語に訳されてる!

すごーい(c'est super!)。

でも、飛行機の中で寝てなかったせいか、睡魔に襲いかかられ、寝。
(ビジネスクラスをしっかり満喫する為、1時間ぐらいしか寝てなかった。)

起きると、もう4時過ぎ。お腹も空いて来たしという事で、観光もかねぶらぶらと。
湖も見て、前にスティーブンが出張した時に見つけたというイタリア料理屋さんへ。

ピザとパルパデッレというパスタを頼んだんですが、アルデンテでおいしかったー(喜)
やはり、値段ももうスイス。お高い(涙)

c0201334_0363632.jpg
Molino Molard
Place du Molard 7
1204 Geneva, Switzerland




その後は、食べ残しのピザ入りの箱を持って、Eaux-Vives(オ・ビーブ)にどんな物があるか近所散策へ。この辺がマンションの有力候補なんです。

実際に歩き回ってると、ちょっとイメージと現実の差があり過ぎてガッカリ。もちろん湖の前の物件なんかは素晴、薔薇らしいんですが、そんな所、家賃払えませんし。
とりあえず、近所の公園へ。

愛犬トリュフは大喜び。しかし、僕の第六感が蠢きだした!
なんか嫌な感じがしたので、"ここでて、水際歩こう"と提案。
出口に向かって歩き出すと、もう遅い、どこからとも無く
怪しげな若い男集団が集まって来て、

"I want pizza, two pizza"(ピザくれ、二つピザ)などと訳の分からない事を言いながら接近。

僕は、『あー、湖が見えるのに、この公園で到着初日にピザから何から何まではぎ取られて殺されてしまうのかな?』と、もう恐怖。

どうしたらいいのか分からなかったので、"Haha, pizza, yes, pizza"と広告しながら早足で出口まで。

襲われなかった!!! 

『この人の多い湖の通りにでりゃこっちのもんだ』と、ほっと一息。

今思い出しても怖かったです。夕暮れの公園には行きたく無くなりました。

家に帰ってからスティーブンに、(ここに来るなんて)"なんて事のしてしまったんだ"と、
又責め。

初日からこんなんで良いんでしょうかね? 

追記、
洗ったばっかりで真っ白だったトリュフ君がこの散歩から帰って来たら灰色に!! 
どんだけ通り汚いんでしょうかね。。。



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by Yas-Unprescribed | 2009-09-02 21:30 | 日本語

気まま我儘に生きるYasの人生を、正直率直に、そして飾らなく語るブログです。 This is a blog where Yas talks about his life in a foreign land seen through his bizarre and frivolous, yet sincere eyes
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