運転免許証を取った日:スイス人の適当さvs日本人の几帳面さ
月曜日に目の検査を済ませた僕。
明くる日火曜日には免許書き換えの為にCarougeにある
Office cantonal des automobiles et de la navigationへ繰り出しました。

自動車局(?)に付いたのは朝の10時ちょっと前。
目的のカウンターへ向かうと列がズラーと出来ている。
げ。。。。

前にスティーブンのお供した時はガラガラだったのに。
時期? それとも時間帯?
列に並ぶは良いが僕の後ろの人が近い。
列が前進する毎に近づいてくる様な気がする。。。
後ろの人の吐く息が首に当たる距離

大きい人だから余計圧迫感がある

ロマンス語圏文化の方って、列成す時に至近距離近いと思いませんか??
文化の違いなんだろうけど僕にとっては不快。
そんなこんなで待つ事30分、ついに僕の番です。
窓口にいって“笑顔で”用件を伝える僕。
(機嫌取ろうとしているだけ。)
相手はブスーと顰め面。
書類は眼科行く前に既に記入終わらせてなければいけないので
この時点では必要事項は全て記載されてます。
僕の書類をざっと見て、彼女は、
「これ、BEは取れないからBだけね。」と言って、BEの欄を黒く塗りつぶす。

このアルファベットは車種のカテゴリーを示します。
Bは一般自動車免許。
BEは、一般自動車+キャンピングカーやボートなど引く事が出来る。
ちなみに何故僕がBEに×を付けていたかと言うと、スティーブンが
免許を取りに行った時、ここの事務所で働いていた男性が
「あなたはカリフォルニアの免許証を持っているのでB, BE両方取れますよ。」
調べて教えてくれたのです。
だから同じカリフォルニア州発行の免許証を持っている僕もBEを取れる、はず。
でも、逆らいませんでした、僕

別にBE取れなくても良いと思ったし、
下手に抗議すると僕の人生もっと大変にされる様な予感がしたので
「分かりました」と言って珍しく大人しくしてました


それには理由が。実はスティーブンは一回出直して来させられたのです。
何故かと言うと持って行った免許証だけでは長年運転していた証明にならない。
スティーブンの2回目(僕が一緒に行った時)の担当の人はもちろん他の人。
この時は過去の免許証全て持参。
その人によると、「この持って来た過去の運転免許だけでは十分じゃない。」
と、言って書類を受理しようとしません。
しつこく粘って、「この前と話しが違う、上の人に聞いて来てくれ」と
頼んでやっと話しが通り、免許証を貰えたのです

だから、僕達が思うより適当で曖昧なこの基準と過程。
でも、この人、機嫌が悪いながらも僕の書類を受理してくれ、
別の窓口で150フラン払った後、その場で免許証を取得!!

目の検査も含めて最終的には170フラン、約1万4千円かかりました。
安いんだか高いんだか分かりません。
『スイス人は「規則に従って生きる」とは聞くけどやっぱり適当だな』
と思いながらその場を立った僕

帰りに某日系食料屋さんで買物する事に。
ポイントカードを会計時に提示して、スタンプを押してもらいました。
でも。。。
具体的には言いませんが、
スタンプを押してもらうのは千円単位だとしましょう。
例えば920円と言う、限りなく千円に近い金額なのに、
その分のスタンプ押して貰えませんでした。しかも結構な金額の買物したのに。。。
あちらも商売だから気軽に利益を流す事はしたく無いのでしょう。
でも、こういうポイントカードって、お店をもっと利用して貰いたくて、
好感度アップの為にするもんでしょ?
80円足りないからってスタンプ押してくれないのって、すっごく冷めません?
消費者として『なんか利用したく無い、このお店。』って思っちゃいました。
(かといって、そんな選択肢はジュネーブでは実質取れないですけど。)
「融通の聞かない日本人の几帳面さ」、
祖国から離れたスイスで久しぶりに感じてしまいました

短い一日の間に、極端に違う文化の性質を垣間見た僕。
どっちがいいんでしょうね、
「スイス人の適当さ」それとも「日本人の几帳面さ」。
個人的には両方足して2で割ったらバランス良い様な気がします

目指せ、几帳面な適当人間! ぽちっと応援御願いします



by yas-unprescribed
| 2010-07-22 04:16
| 日本語

気まま我儘に生きるYasの人生を、正直率直に、そして飾らなく語るブログです。 This is a blog where Yas talks about his life in a foreign land seen through his bizarre and frivolous, yet sincere eyes
by Yas-Unprescribed
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