路上演奏：ジュネーブ vs.ミュンヘン

ジュネーブに住んでる方ならご存知でしょうが、
温かく成ると、地面から這って出て来たうるさい蝉の様に、
"移動系民族"の路上演奏者(=street musicians)が街に増えます。

快晴の気持ちの良い日に、川沿いの景色が美しいカフェで
お茶をしていると、やって来るこの方々。

非常にうるさい


折角お友達と話しをしているのに、"騒音"のせいで集中出来ない。
この前は、"Cielito Lindo"を演奏していたけど、歌詞がメチャクチャ。
（この歌はなぜか歌詞知ってるんです（笑））

しかも、ついこの前なんて、汚いダミ声を散々聞かされた後、
集金しに来て、その時の僕に対しての挨拶、


「ニーハオ」
だって。

ゼ〜ッタイあげません、お金。
(コニシワって言われてもあげないけど。）

大体そもそも、こんな酷い音楽を我慢して聞いている僕達が
お金を貰うべきでは無いのでしょうか？？


舞台はガラリと変わってミュンヘン。

夕方から路上演奏者（カタカナ／英語使いたく無い）
が増えるんですが、
ジュネーブと全く質が違う。

規模も違う。

だって、

ピアノごと持って来るんだもん。

これは小さい方だけど、グランドピアノまで持って来てる組も居ます

カッコいい〜

しかも選曲も違う。
"Libertango"とか、良く聞く"Les feuilles mortes"でも、
かなり崩されて主題が分かるか分からない程に成ったもの。

お友達によると、音大生が多いから路上音楽の質も高いと。

やっぱり都会は違うの〜。

あ、でも、この前、Rue de Riveで弦楽奏者が５、６人程
集まって演奏してたっけ。　あれは良かった。

ま、ジュネーブでもたまに「良いな」って思うけど、
「止めて！！」って思う人の方が多いかな

やっぱり都会はいいな〜。。。